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オウンドメディアを複数担当するコンテンツマーケターのブログ

オウンドメディアやコンテンツSEO、マーケティング、サイト改善、ブランディングとか、考えたことをガーッと書き出す場所です

小売店の機能は”販売”から”媒体”にシフトするよって話

小売店は"店頭の商品を売る"ことばっかり考えてたらダメだよなぁって最近ヒシヒシと感じてます。

小売店とひとくちに言っても広いですが、アパレル等のB2C領域の人に見てもらいたい。

 

 

 

小売店が”売るだけじゃダメ”なのは業界問わず商品を売る流通のカタチに変化が起きて、直販にシフトしてきているから。

 

いままで

メーカー→卸売→小売→消費者

 

いま・これから

メーカー→消費者

作り手側が、自社でECを持つようになっているし、メーカーとユーザーを繋ぐプラットフォームも出来てきている。

C2Cに近いですが、こんなの↓もあります。

iichi(いいち)| ハンドメイド・クラフト・手仕事品の通販

ここに卸売や小売店が入る余地はない。

 

 

なぜこうなったか

社会構造に変化が起きてきたからです。

これまでの近代社会では”ハブ型”と言われる社会構造でした。

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インターネットがそこまで今ほど普及していなかったため、一箇所だけ情報が集まる中心をつくります。

民主政治なんかが分かりやすい例ですね。

アパレルで言うと、卸売・小売がここに該当します。メーカーは全ての小売店に卸価格と販売価格、または仕入れの数なんかを相談する時間やお金のコストを考え、中心にいる卸売に一括で商品を卸します。メーカー→卸売→小売→消費者の流れですね。

 

それがSNSを始めとしたネットワークにより”分散型”の社会へと変化を遂げつつあります。

個人と個人が繋がる時代です。メーカーと消費者がそれぞれオンラインで繋がることができる。

そんな時代に卸売はもちろん必要ないし、小売店だって存在意義を考えないといけない。

 

 

メーカーの視点に立って考えてみます。

さきほど、メーカーと個人が繋がり、オンラインで購入が可能になると書きました。

直販で売りが立っていたとしたら、小売店で売るのは利鞘が薄いし商品を置きたくないですね。

 

とはいえ買い物という文化は無くなりません。楽しいですからね、フラフラとショッピングするのは。

そこで、メーカーが考えるのは”店頭の販売”→”店頭での接触による商品・ブランドの認知”です。小売店のイメージと商品のイメージの相乗効果でどれだけブランディングできるかどうか。

しかしそこで一番重要なのは「このお店いいな、このお店にある商品は私の好みのブランドなんだな」という消費者の頭の中のイメージをつくりあげることです。

(もちろんそこで購買が生まれることは良いことですが)

 

よって、メーカーは自社の商品のイメージに合った小売店(展示としての場)のみを求めるようになります。

優れたイメージを持つ小売店が存在し、そこに商品を置くことに十分なメリットがあれば、商品を売ること

 

 

小売店に必要なもの

安易な値引きによるコスト戦略を軸にした販売施策ではなく、差別化できたたポジショニングで、自社独自のイメージを長期的に構築することです。

セレクトショップではなく、セレクトギャラリーのようなイメージ。

買う場所ではなく、イメージを伝える場所。

 

そこでは、従来の「仕入れて、売る」よりも、築き上げたイメージのお店に商品を掲載することで、メーカーから展示料をもらうビジネスモデルに変更したほうがいいかもしれません。